先物取引被害

事案の概要
 50代の病院勤務の女性が,先物取引の勧誘を受け,次々と金の買建の取引をさせられた結果,合計1000万円もの損害を負った事案。
解決内容
 当時,金の価格がどんどんと値上がりしていたが,様々な経済情勢,海外の状況,その他の情報からすれば,業者側は12月半ばには,金が大暴落することを予想出来たのに,業者側はその事実を隠して金をもっと買い増すように強く勧めていたことが分かった。
 そこで,裁判を起こし,この点を証人尋問などで追及した。
 その結果,一審二審とも業者の違法性を認め,業者から約840万円を支払ってもらう事が出来た。

2017年09月06日