事案の概要
交通事故を起こした件で,任意保険に限度額があり被害者に全額損害賠償することができなかった。その後,未払いの損害額がよく分からないまま,加害者側から求められるままに一定額を分割で支払う内容の書面を書かされた。一定期間支払ったものの,その後,支払いができなくなり,数年経過した後,和解金請求訴訟を提起された事案。
解決内容
未払いの損害額,和解契約の成立の有無等,争点は多岐にわたったものの,一審は,和解契約が成立しているとして全面敗訴した。控訴審では,当方の主張が全面的に受け入れられ,和解契約は成立していないとして,逆転勝訴し,確定した。
これによって,支払いをする必要がなくなった。