保険金請求事件(車両)

事案の概要
 自動車を駐車場に駐車して,その場を離れている内に,何者かに車体に複数の傷を付けられたため,自らが加入する車両保険に保険金の請求をしたが,拒否された事案
解決内容
 任意の交渉では埒があかず,修理代金相当額を請求する保険金請求訴訟を提起した。
 保険会社は,当方が主張する傷のすべてが,一回的に付けられた傷かどうかは不明だとして,支払いを拒否し,当初,裁判所も被告寄りの考えであったが,こちらの懸命な立証活動の結果,請求額の半分以上の金額にて和解を成立させることができ,依頼者の満足を得ることができた。

2017年11月01日