会社の民事再生

事案の概要
 金融危機により,急激に売上が落ちてしまった電子部品の製造等を行なっている会社の社長が,破産するのではなく,何とか民事再生手続によって,生き残りたいと希望した事案。
解決内容
 裁判所に民事再生の申立を行ない,支払いを一時ストップさせて,各地にあった工場も千葉の工場のみに整理した。その上で,事業を継続しながら,債権者の協力も得て,約38億円あった債務を,約1億5000万円にしてもらい,これを10年間で支払うという再生計画案について,債権者の同意と裁判所の認可を受け,会社を存続することができるようになった。

2017年09月06日